★喘息について★

★喘息とは・・・

　気管支喘息は、発作性にゼーゼー・ヒューヒューした呼吸となり、
　呼吸が苦しくなる病気で、繰り返すことが特徴です。

　体質と様々な環境因子が複合作用して発症します。
　（咳によって人に移ることはありまん。）

　発作が起こると、気管支の粘膜は腫れ、気管支の周りにある筋肉が縮み、
　気管支の中の空気の通り道が狭くなります。更に、沢山の痰が出てきて
　詰まりやすくなります。ゼーゼー・ヒューヒューという苦しそうな音は、
　狭くなった気管支の中を空気が通る時に出す悲鳴のような音です。

　発作がおさまると、このような症状はなくなり、元気になります。
　でも、症状がなくなっても、気管支の内側ではまだ粘膜の炎症が続いて
　います。ここで、勝手に治療をやめてしまうと、また発作が起こりやすい
　だけでなく、その修復過程で正常に戻すことが出来にくくなり、
　将来にわたって呼吸機能の低下がおこることがあります。
　喘息とは、経過の長い病気ですから、上手く自分でコントロールする
　方法を身につけて、発作のない生活を楽しめるようにつきあっていく
　心構えが必要です。

　発症年齢は、０～３歳ぐらいで、喘息患者数の中では、０～１９歳までの
　小児科扱いの年齢が多くみられます。
　